メトロ2号線、ブランシュ駅(Blanche)を上がると、フレンチ・カンカンで有名なスペクタクル劇場、赤い風車が目印の「ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)」が見えます。
そのムーラン・ルージュの手前、モンマルトルの丘に続くように伸びている、ルピック通り(rue Lepic)の坂道を登っていくと、左手に今やパリで一躍有名になってしまった一軒のカフェがあります。
アメリで有名になったカフェ
「Les Deux Moulins”(レ・ドゥー・ムーラン)」は2001年公開以来、日本で大人気となった映画「アメリ」の舞台になったカフェです。
レ・ドゥー・ムーランという名前は映画にそのまま出てきますが、”アメリのカフェ”といえば、大抵の人が知るようになりました。
映画とは変わったしまった内装
カフェ レ・ドゥー・ムーラン、実は2009年3月に改装工事を終えて内装がすっかりと様変わりしてしまいました。
テーブルや椅子も新しいものに入れ替えられて、モダンな雰囲気のキレイなカフェになりました。
アメリの映画ファンとしては、映画を撮影した当時そのままの古ぼけた庶民的な内装のカフェの方が、良かったような気もするのですが・・・・
とはいえ、新しく生まれ変わったレ・ドゥー・ムーランは鏡におおわれた奥の壁面には前と同じようにカフェのシンボルとなったアメリが飾られ、カーブを描いたカウンターはちゃんと前のまま残してあるので、十分に映画の雰囲気は楽しめます。
ランチ時にはハンバーガーやクラブハウスサンドウィッチがオススメ。
午後にはコーヒーを飲んで寛いだり、アルコールメニューが充実しているので夕方以降はゆっくりお酒を飲みながらお友達とお喋りするのも最適です。
店内席のソファーに座って店内を見ていると、今にもアメリがトレーを抱えて現れそうですよ!
また、このカフェがあるルピック通りには八百屋さんや食料品店が立ち並び、庶民的な雰囲気が通りごとアメリの世界を満喫できるので、散歩するにも楽しい界隈です。
Café des Deux Moulins
15 rue Lepic – 75018 Paris
2番線:Blanche
7:00~26:00(土・日のみ8:00~)
01 42 54 90 50
http://cafedesdeuxmoulins.fr/