パリ19区のラ・ヴィレット地区のミュージック・シティ(cite de la musique)、メトロ5番線のポルト・ド・パンタン駅を出るとすぐ左手に「コンセルヴァトワール(パリ国立高等音楽院)」、右手にコンサートホールと音楽博物館の近代的な建物があります。
音楽博物館は入場料7ユーロでオーディオガイド付きだと10ユーロ。
パリ・ミュージアム・パスが使用出来ます
パリ 音楽博物館 オーディオガイドで、展示の説明と、展示楽器の音や演奏をきくことが出来ますが日本語の説明は無いので英語やフランス語が得意な方はより深く楽しめることでしょう。
楽器の美しさに目を奪われます
楽器のコレクションは17世紀から現代まで、時代ごと楽器の種類ごとに見やすく展示されています。
その時代の演奏形態での楽器の展示の他、当時の演奏の様子が描かれた絵画、演奏された建物の模型や作曲家の彫像なども一緒に展示されています。
何より、あらゆる楽器の美しさに目を奪われます。特にクラヴサン(チェンバロ)の装飾の華やかさ!
展示の楽器の全部ではありませんが、オーディオガイドで目の前の楽器の音をきくことが出来るので、あちらとこちらと音色を聴き比べてみたり、気に入ったのは何度でもきいてみたり・・・と楽しみ方は様々です。
楽器は大きな透明のガラスケース内に展示されていますので、角度を変えて、ぐるっと回って裏側からも見ることが出来ます。
クラヴサンやピアノはほとんどがガラスケースには入っておらず、手の届きそうなくらい近くで見ることが出来ます。
フルートのコレクション
フルートのコレクションは左上から右下へ、古いものから順に展示されています。
フルートよりも歴史が古いリコーダーの仲間たちのコレクションもあります。
写真に入りきれない巨大なサイズのものもあります。
楽器好きの方にはらまらない!
パリ 音楽博物館 遊び心満載の愉快な楽器も!
他にも、木管楽器・金管楽器や弦楽器、ハープやロマン派のピアノのコレクション、20世紀の電子楽器、世界の民族楽器のコーナー等々もあります。
音楽、特に楽器好きの方にはぜひおすすめしたい博物館です。
たっぷりと時間をかけて行かれるとよいでしょう。
何時間いても飽きないと思いますので。
Musée de la musique
221 Avenue Jean Jaures – 75019 Paris
5番線:Porte de Pantin
(火~土)12:00~18:00
(日曜日)10:00~18:00
月曜日
01 44 84 44 84
http://philharmoniedeparis.fr/fr
7€(パリ・ミュージアム・パス可)