バレエを中心に上演する劇場
パリの有名なシンボルの一つであるオペラ・ガルニエ(Palais Garnier)パリ・オペラ座と呼ばれ親しまれ、世界最大級を誇ります。
9区にあるオペラ座(ガルニエ)は、バスティーユにあるオペラ・バスティーユにオペラ作品の上演を譲ってからはバレエを中心に上演する劇場となっています。(ガルニエ宮でもオペラ公演をすることもあります)
オペラ座正面には待ち合わせなどをする場所としても頻繁に使われ、パリジャンにも観光客にも親しまれ、いつも人で賑わっている場所。
出典:http://www.opera-restaurant.fr/
この豪華で風格ある建物。バレエの公演を観に行かなくても中に入ってみたいと思ったことありませんか?
そんな人のために、見学のみでも開放しているのです。そのオペラ座見学を紹介します。
オペラ座ガルニエ見学を紹介
荷物検査のチェックを受けて、正面入り口から中に入りましょう。
チケット売り場は入り口から入って左手にあり、入場料11ユーロ(2016年11月現在)。見学時間は10時~17時です。ただし、バレエ公演上演中のマチネー(昼)公演や、特別な催し物が行われている日は休館します。
基本的に内部は全て見ることが出来ますが、バレエ公演期間中は劇場内でリハーサルなどが行われるため、劇場内の見学は不可。ロビーなどは見学できます。
ガイド付見学は英語・フランス語のみ
オペラ座の歴史、建築、活動内容を含めた館内一般見学で、30人程度に一人のガイドの方が付きます。
個人参加のガイド付時間案内は、01 40 01 22 63の電話にて。
磨きぬかれた大理石の大階段
二重になった階段は、各ロビー劇場各階に繋がっています。
階段で二階部分に上がると劇場の対面に二重になったロビーが広がり、手前の前ロビーではバレエ公演の上演中、開演前と小休憩で飲みものが売られ、シャンパン片手に雑談する観客のサロンとなります。
出典:https://encrypted-tbn1.gstatic.com/
オペラ・ガルニエ前ロビーの奥には大ロビーと呼ばれる、オペラ座内で最も豪華な場所があります。
金色をベースにしたきらびやかなこのロビーは、天井画や装飾にいたるまで、ヴェルサイユ宮殿の鏡の間以上の豪華さです。
このロビーから外のバルコニーへ出ると、真っ直ぐ伸びるオペラ大通りからルーブル美術館まで一望できるのですが、バルコニーは公演上演中の小休憩の時間しか開放されていません。
二階の奥にあるオペラ座模型と装飾コレクション、エドガー・ドガによる踊り子の絵画のギャラリーと、オペラ、バレエ作品の脚本などバレエに関する書物が保存されている図書館は、バレエ好きの人には特にオススメ。
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劇場内も見学できる場合が!
運良く催し物が行われていないときに見学に来た場合、豪華な劇場内も見ることが出来ます。マルク・シャガールによる天井画の中心に吊るされた、巨大なクリスタルのシャンデリアは圧巻です。
ボックス席に入ることも出来るので、プライベートルームのように完全に仕切られた、赤いビロードで覆われたボックス席に座ってみたりして、優雅に観劇するのを想像するのも楽しいかも。
豪華なオペラ座内部の見学は、オススメの観光スポットです。
Palais Garnier
10 Place de l’Opéra – 75009 Paris
3・7・8番線:Opéra
10:00~17:00
1/1・5/1・12/25 マチネ公演日・特別イベント日
01 71 25 24 23
01 40 01 22 63(個人ガイド申込)
http://www.operadeparis.fr/
11 €