パリのパッサージュ、「パッサージュ・デ・パノラマ(Passage des Panoramas)」
パッサージュというのは日本でいうところの屋根付商店街のことで、19世紀庶民が買い物を楽しむ場所として栄え、沢山のパッサージュが作られました。
ガス灯が初めて灯ったのもこのパッサージュです。
歴史的に価値のある建築物として、世界中から多くの観光客が見に訪れています。
出典:https://soundlandscapes.wordpress.com/
パッサージュ・デ・パノラマは1800年から続く、パリ最古のパッサージュ。
ここの150のテナントのうち、20軒が19世紀から続いているお店です。
サロン・ド・テ「L’arbre a Cannelle(ラルブル・ア・カネル)」も19世紀から今も変わらず続いているお店の一つ。
美しい木彫りのコロニアル様式が、歴史を感じさせられます。
出典:http://www.resto-de-paris.com/
日本語でシナモンの木という店名のこちらのお店は、タルトの種類がとても豊富。
入り口にはガラス越しにおいしそうなタルトがずらりと並んでいます。
ランチの日替わりタルトや、ボリュームのあるものが食べたいときの日替わりプレートなどがあります。
他にもハムや野菜の入った塩味のタルトやフルーツやチョコレートの入ったデザートタルト、グラタンなども楽しめます。
このサロン・ド・テはランチ時には大変混み合うので、ゆっくりしたいときはお昼過ぎの2時すぎに行くのがベスト。
19世紀当時のままの内装の店内は、一見の価値あり。
ノスタルジックな気分に浸って過ごせます。
パッサージュ内のお店なので、雨の日でも気にせずテラス席に座れるのも嬉しいところ。
レトロなパッサージュ内の雰囲気を満喫できますよ。
L’Arbre à Cannelle
57 passage des Panoramas – 75002 Paris
8・9番線:Grands Boulevards
12:00~15:00/19:00~23:00
日曜日
01 45 08 55 87