パリ旅行の楽しみの一つ、お買い物。日本を出発する時はガラガラのスーツケースも、旅の途中に洋服やお土産をついつい買い込んでしまい、トランクに荷物が入りきらない・・・
お買い物しすぎて、帰りの荷物が心配な場合は、フランスから荷物を送ってしまうのが一番手っ取り早いです。
コリッシモ目次
仮になんとかパッキングできたとしても、空港の荷物を預ける際、重量オーバーで空港の片隅でオーバー分の荷物を出さなければいけない!
そんな事態が起こらないためにもフランスから日本への荷物を送る方法を知っておいて損はありません。
言葉でのやり取りが心配な場合は、オペラ界隈に”クロネコヤマト”パリ支店(21 rue d’Argenteuil)があり、日本人のスタッフ対応で重量30kgまで送ることができ、宿泊先まで集荷サービスもありますが、料金は高いです。
小包用の段ボール箱「Colissimo(コリッシモ)」
少し割安に荷物を発送したい場合は、市内の郵便局(LA POSTE)に行ってみましょう。
郵便局にはColissimo(コリッシモ)という小包用の段ボール箱が売っていて、送る荷物によって箱の大きさを選ぶことが出来ます。
Colissimo(コリッシモ)は手持ちの段ボールで梱包して送ることもできますが、ここでは郵便局で売られている段ボール箱を使う方法を説明しています。
箱には糊つきなので、ガムテープは不要。
自分で組み立てる折りたたみ式なので、持ち運びも楽です。
沢山つめている場合など、不安な場合はスーパーなどでガムテープを購入して補強した方がいいかもしれません。
Colissimo(コリッシモ)の料金
少し小さめのLサイズは重量5kgまでで45ユーロ、大きめのXLサイズは重量7kgまでで55ユーロ。
重量分まで詰め放題です。
Lサイズ:290 x 210 x 150 mm
XLサイズ:400 x 275 x 195 mm
コリッシモは箱の料金に発送代金も含まれています。
Colissimo(コリッシモ)を窓口で購入する
コリッシモの箱を窓口で購入したい場合は
「Je voudrais acheter un colissimo pour international s’il vous plait」
(ジュ ヴドレ アシュテ アン コリッシモ プー アンタナシオナル シル ヴ プレ)「国際発送用のコリッシモを買いたいのですが」と言います。
その際、箱の大きさを聞かれるのでLサイズなら”エル“、XLサイズなら”イクスエル“と指定します。
(2017年3月)
Colissimo Mondeと書かれている赤と白の箱が海外発送用になります。
箱を買い、荷物を詰めたら最寄の郵便局へ行って、発送しましょう。
コリッシモの送り状の書き方
Expediteur=送り主の名前、住所、電話番号を記入。住所はホテルの住所でOK。
Destinataire=発送先の名前、住所、電話番号を記入。
日本で受け取りたい場所の住所と自分の名前を記入します。
Designation detaillee du contenu=小包の中身の記入。
(例)洋服=Vetements、本=Livres、食器=Vaisselles、靴=Chaussure、雑貨=Les articles
Quantite=箱の中の物の数量。
Valeur=箱の中の物の価格合計。
あまり高い金額を記入すると関税がかかってしまう場合があるので、50~60ユーロ程度に留めて記入すると良いでしょう
あとは左端部分の、発送目的にチェックを入れます。Cadeau(プレゼント)にチェックを入れて発送するのが無難です。
最後にDate et signature de l’expediteurのところに発送する日の日付とサインを記入。
日付はフランス式に、日にち/月/西暦で。サインはローマ字でも漢字でもどちらでもOK。
郵便局から発送した荷物は、通常一週間から10日ほどで到着します。