パリ11区のオベルカンフ地区(Oberkampf)。
このあたりは昔小さな工房が並ぶ職人の街でした。
その界隈の閉鎖した工房にいつからかアーティストたちが集まり、今ではインテリアセンスのいいカフェやバーがひしめき合い、最先端のオシャレな人たちが集まるカルチエの一つとなりました。
それらのカフェやバーは元々は工房だったというところが多く、今でもお店の外観には工房の名前が入っていたりしています。
昔の名残を残しながら新しく改装し、下町情緒を残しながらもなんともいえないアーティスティックな雰囲気を醸し出しているというのがこの界隈の魅力です。
お昼はお気に入りのカフェやレストランで寛いだり、センスのいい雑貨屋さんを見つけてショッピングしたり。のんびり緩やかな午後の時間が楽しめます。
夜の日が落ちた頃には雰囲気ががらりと一転、お昼は閉まっていたバーやクラブが開店し、賑やかな雰囲気へと変わります。
昼の顔と夜の顔が一変してしまうオベルカンフ。
お昼はカフェのカウンターで店員さんと常連客のやり取りを楽しみながらのんびり。
夜はオシャレして、お酒とともに感じのいい音楽に耳を傾けながら、パリジャンに混じって賑やかな雰囲気の中で楽しみましょう!