メトロの４番線Denfert-Rochereau駅を降りて徒歩２，３分のところにあるカタコンブ（Catacombes)

駅を出て歩いている道路の真ん中に座るライオンの銅像が目に入ります。
入口はこじんまりしているので人がいないと見つけにくいのですが、観光スポットとして人気が出てきているので入口に人があふれているので分かりやすいです。

２００８年に改修工事がされ、照明や通路が整備され見学しやすくなっています。

螺旋階段を深さ２０mほど降りて、地下の奥へ奥へと進んでいくと骨が目の前に出てきます。
もう、見渡す限り、ほね・骨・ホネ・ほね・・・延々と骨ゾーンが続きます。

出典：http://www.parisinfo.com/

見学コース以外は通行止めになっていて入れないので、くれぐれも見学コースからはずれないように！
迷子になった人が白骨死体となって発見されたとかされないとか・・・

ここパリのカタコンブには７００万体以上の遺骨があるそうです。
カタコンブはパリ市内全域に広がり、全長５００㎞あると言われています。
見学コースはその中の約１．５㎞。

１．５㎞以上進むので、出口は入口と別になります！
出口の地下鉄の駅は4番線：Mouton Duvermetです。
出口で荷物チェックがありますのでくれぐれも骨を持ち帰らないようにしましょう！

パリの地下納骨堂

カタコンブは地下墓地です。
１８世紀ごろに人口増加にともない墓地が飽和状態になってしまいました。

あちこちに死体が放置され悪臭や衛生面が問題になり市街拡大や建物建造のために鉱石、石灰岩を掘っていた採掘場に埋葬したことが始まりだそうです。