ヴィクトル・ユーゴーの小説「Les Miserables(レ・ミゼラブル)」の中で、一本のパンを盗んだジャン・バルジャンという少年はパリの下水道を巧みに抜けて逃げていくという場面があります。
そのパリ下水道を見学することのできる博物館がRERのC線でアルマ橋、メトロ9号線のアルマ・マルソー(Alma-Marceau)で下車したところにあるのです。
それがアルマ橋(Pont de l’Alma)の横に入り口がある下水道ミュージアム(Musée des Égouts de Paris)です。
ちょっと臭いですが、ぜひおすすめのパリの一隅です。
Les Égouts de Paris(レゼグー・ドゥ・パリ、パリの下水道)の入り口は、ほとんど目立たないぐらいこじんまりとしていて見落としてしまいそうですのでご注意ください。
パリを下から支えている暗闇の文化を見に行きましょう。
とはいっても、中は全部、照明が完備されています。
お土産にユニークな下水グッズを販売するショップがありますので、いかがですか?
ミュージアムパスを使用することができます。
Musée des Égouts de Paris
Face au 93 quai d’Orsay – 75007 Paris
RER C線:Pont de I’Alma
9番線:Alma-Marceau
(5月~9月)11:00~17:00
(10月~4月)11:00~16:00
木・金
01 53 68 27 81
http://www.egouts.tenebres.eu/
4,20€(パリ・ミュージアム・パス可)