パリ18区にあるモンマルトル美術館（Musée de Montmartre）は、かつて芸術家たちが集っていたモンマルトルにひっそりと佇む小さな美術館で、周辺にはパリで唯一のブドウ畑が広がっています。

このモンマルトル美術館はその昔、モンマルトルの酒場に集まる人々のポスターや絵を描いていたロートレックや、モンマルトルの風景を描き続けたユトリロなどがアトリエとしても使っていた邸宅でした。

出典：http://www.parisinfo.com/

モンマルトル美術館で展示されている作品は、カフェの看板や酒場の看板、カフェのメニュー、ムーラン・ルージュのポスターなど、古き良きモンマルトルの雰囲気を味わえるものばかり。

ルーブル美術館やオランジュリー美術館のように大作が展示されているわけではありませんが、ベル・エポックの空気に包まれたい人にはオススメの美術館です。

秋の収穫祭の頃には、特別な企画展が行われることもあるようです。