ルーブル美術館の西側に隣接するチュイルリー公園(Jardin des Tuileries)
ヴェルサイユ宮殿の庭園などを手がけた、ル・ノートルによる美しいフランス式庭園は、観光客はもちろんパリジャンたちにも親しまれている公園の一つです。
公園の中央には噴水があり、噴水の周りのベンチに腰を下ろしてのんびりとした時間を過ごす人の姿がちらほら。噴水周辺の彫像も美しいです。
敷地の中央を貫いている大きな並木道は、公園内で最も景観がよく、道の両脇には4軒の庭園カフェが営業しているので、晴れた日にはこちらの庭園カフェでランチをするのも気持ちいいです。
値段も街のカフェと大差はないのでオススメですよ。
この並木道を、ルーブル美術館を背にしてコンコルド広場に向かって歩いていくと左手にオランジュリー美術館、右手にジュ・ドゥ・ポム国立美術館があります。
散歩したり、カフェで寛いだり、美術鑑賞をしたり・・・
夏になると期間限定で移動遊園地もやってきたりするので、色々楽しめるアミューズメントパークのような公園になっています。
ルーブル美術館からシャンゼリゼ大通りの凱旋門まで一直線上にあるので観光の合間に気軽に立ち寄れますよ。
余談になりますが、このチュイルリー公園内にあった宮殿は、2003年に再建計画が打ち出されました。
(再建費用は3億ユーロで、全て寄付によって賄うと言っているので、完成はいつになるのか分かりませんが・・・)
再建後は、お隣のルーブル美術館の収蔵品の一部を移し、美術館とする案が検討されています。
美しく、再びパリの街に復活するチュイルリー宮殿を見られる日も、近いかもしれませんね。
Jardin des Tuileries
13 Rue de Rivoli – 75001 Paris
1番線:Tuileries
7:00~21:00
http://www.parisinfo.com/